ナゼル生誕祭 Ver.2024
今年もやってまいりました。
そう、8月14日は私の誕生日となっています。
知らない人のために説明すると、数年前より私の周りは私に誕生日プレゼントとかこつけいらないものをプレゼントしてくる文化があります(まともなのもあります)
去年も記事を書いているので、気になる方は以下のリンクからどうぞ。nazeru0814.hatenablog.com
さて、ドラクエ7やりたいのと今回はエントリー人数が多いためさっそく紹介に行かせていただきます。
形式といたしましては、
物の名称(送った人の名前敬称略)
画像
コメント
と言った形にさせていただきます。
また一部食べ物系は既に食してしまって画像がないものもありますのと、あまりにもエントリー人数が多いのでミスもあるかもなのでご了承ください。
それではいきます。
No.001 ラーメンセット一式+旨辛豚骨ナゼル亭店員キット+プレマ(わふー)
はい、いきなりですがクソ案件第一号です。
ラーメンセットの内容といたしましては、麺・スープ原液・海苔・紅生姜・コチュジャン・メンマ・ウズラの卵・きくらげを50食分です。
旨辛豚骨ナゼル亭店員キットといたしましては画像のオリジナルエプロン・店員名カード・頭に巻くタオルです。
まあこれ7月の時点で届いてて裏でいろいろしてたんで、俺も共犯の案件になります。チャーシューと煮卵を作るのにまたハマりはじめました。
ちなみに俺の負担めっちゃでかかったです。なんで誕生日主が料理ふるまってんねん。
No.002 ぬきたし百人一首(ヴァロン)
これは普通に友達のプレゼントとしては優秀。
当日遊ばなかったけど。
あと音声データはカス。
No.003 蒙古タンメン中本+中山きんに君フィギュア3体(蒼空)
蒙古タンメンはもう食べたんでないんですけど…………、
やってくれたなそこまでデキるとは思ってなかったよ!って感じです。本当に邪魔。今回初参戦の蒼空くんがかなりやってる寄りのものを送り付けてきたので感心しています。
それはそれとして今度会ったらカードパクります。
No.004 工事用ライト(赤ワイン)
今回やってる枠多いな…………。
最初は配信時のデスクライトとして使えそうとか思ってたんですけど、これ直視できないくらいにまぶしいです。マジで普段使えないやつです。
使ってる間ブレーカー落ちるんじゃないかとひやひやした。
No.005 ペン+アパホテルカレー(名前伏)
名前は伏せますが本当に家にあったいらないものらしいです。
ちょっと実用性あるのがマジで腹立つ。
No.006 たまごっち+缶バッチ余ったやつ(よし坊)
割と真面目枠。
なおたまごっちがうるさすぎて電池抜きました。当時問題になったのがよくわかるな。あと缶バッチは余ったやつらしいので在庫処分で渡されてます。許せねぇ。
Amazonの欲しいものリストからブタメンは来てるので割愛。
こんなセンスのある贈り物をする奴は誰だと思っていたらまさかの麦レモン。プラネタリウムちゃんと綺麗で笑う。
No.008 ケーキ+クソデカ水鉄砲(トナルドン)
う~んマジで邪魔!
実用性が全くないので本当に邪魔なだけでティア高いです。
まあ恒例の旨い自作ケーキ持ってきてくれたんで良しとしましょう。
No.009 太スパゲッティ(にきなこ)
この人はどっちに偏るか不安だった。
しかし送られてきたのはしっかりAmazonの欲しいものリストに入れていたもののみ。よk…………ん?
…………やってくれたな!!!!!!
ちなみに旨かったです。
No.010 PSメモリーカード+ぺこーらセット(いかクラゲ+厳選マン)
前から所望してたPSメモリーカードは普通に感謝です。
そしてぺこーらの梅酒とグラス等のグッズ。
グッズ自体に興味はないですが、お酒大好きなので純粋にうれしいやつでした。
No.011 ベイブレード+マヨネーズ+ボトルマン+五等分のタオル(ぱある)
というわけでエントリーした中で最多の人間の登場です。
ベイブレードは後述しますが、マヨネーズは普通にうまいしタオルは寝るときに使ってます。
問題はボトルマン。
マジで売れないのは当たり前と言わんばかりに、組み立てに時間がかかるわすぐパーツが外れるわでとんでもない玩具でした。
どうやって直すんだ…………。
ちなみに五等分では五月が好きですね。抱き枕にしたとき最も心地よさそうなので。
No.012 肖像権保護メガネ+ベイブレードXスターター(ナイトハルト)
俺もう肖像権ないんだけどな…………。
まあウケがいいので良しとしますが、それよりもウケが良かったのはベイブレードX。集まった成人男性が3時間ほど遊びつくし、途中でマイベイを求め玩具ショップに駆け込むという始末。
ちなみにめちゃくちゃ楽しかったし音と威力がやばい。
No.013 カヌレ(ねがやま)
初めて食べた。
こういった洒落た菓子は食べる機会がないので貴重な体験でした。
純粋にありがとうございます。
No.014 おすすめきららコミック(ほたてがい)
予測はしていたがやはり布教しに来たか!!!
普段触れないようなジャンルの漫画なのでかなり助かります。
それはそうとなんか1巻がないやつがあるんですが……。
No.015 お菓子セット(福介)
去年と同じくお菓子の詰め合わせ。
ちなみにこの記事書いてる時点でもうなくなりました。
No.016 バスケットボールの袋+印籠(さんかく)
Amazonの欲しいものリストに入っていたバスケットボールの袋だけ貰いました。なんでだよ。
そして何に使うのか印籠(正式名称初めて知ったわ)
モノ自体はでかくないが普通に邪魔。
No.017 しゃぶしゃぶのタレ(米炊き)
なんで?
普通に使えるからいいけど普通に美味しかったし。
No.018 ローランドパネル(ワカメ)
さてやってきました今回のクソバカ枠。
なに…………これ…………?
言うまでもなく今回のワースト1位です。
いろいろ文句はありますが彼はこれの開封時に天井を傷つけたのでここ退去するときに一部支払わせます。
総括
多すぎだろ。
なんだよ18人て。
普通に抜けとか間違ってるところあると思うので気付いた人がいればメッセージでもしてください。気が向いたら修正します。
当日ですが、昼頃にいかクラゲ・トナルドン・蒼空・ワカメ・ヴァロンで集って俺がラーメンをふるまいました。そのあと開封会をしてベイブレードに熱狂し、隣人Gankに怯えながらも(一応事前に断りは入れてる)たこ焼きパーティをして解散しました。
ほとんどベイブレードがメインでした。
史上最多のエントリーでしたがやはりワカメはカスだと再認識しましたね。かかわりを持ったのが悪い。
今回は要らないもの枠がかなりの割合を占めており、これも純粋な好意から来るものと思ってますので一部の人間以外には感謝しております。
それでは去年と同じくランキングをつけていきましょう。
純粋に嬉しかったもの
1位:エントリーNo.012 ベイブレードX(ナイトハルト)
2位:エントリーNo.014 おすすめきららコミック(ほたてがい)
3位:エントリーNo.015 お菓子セット(福介)
今回順位つけずら過ぎるだろ!!!!!!!!
普通にまともなプレゼントしてきたやつが順当にランクインするわ!!!
ゴミ
1位:エントリーNo.018 ローランドパネル(うんこ)
2位:エントリーNo.003 中山きんに君フィギュア3体(蒼空)
3位:エントリーNo.004 工事用ライト(赤ワイン)
なんだこいつら。
というわけで短いですがここで筆を置かせていただきます。
思い出したエピソードがあればまた追記して告知しますのでよろしくお願いいたします。
それでは閉廷、解散、着丼!!!!!
岡山cs運営サイドとかに囲われてる平凡な一般人の話
どうも、ひと月ぶりです。
ナゼルです。
今回は9/24(日)に岡山にて行われたチームcsに行ってきたレポートと言うか記事というかもはや事件簿です。
一応名乗っておくと、私は何かしら実績を残していたり秀でた物がある人間ではありません。なんなら数ヶ月前までデュエマから完全に足を洗っており、デッキすら持ってない一般人でした。
01.経緯
もうここに辿り着いている人の時点で前回みたく偽装する必要はないでしょう。
一ヶ月くらい前のべる3「今度はナゼルダイスをサイドイベントでやりましょうね~(笑)」
一ヶ月前くらいのワイ「誰が集まるんすか~w(リップサービスやろな)」
え?「ワイ」
ちなみにこの事実を知ったのはこの公式ツイートからです。裏で事が運んでいました。なんなら我がサーバーの面々も知っていたそうです。その団結力他に活かせんのか?
補足しておくとこのナゼルダイスは勝手に私の写真などを使って、勝手に作られたカードゲームです。何かの間違いではまち戦車さん、004さん、そして今回の主犯べる3がプレイしてしまいました。ちなみにそれまで彼らとの交流は存在しません。
元々このチームcsの件は聞かされていたのでいくつもりではありましたが、まさかこんな羞恥プレイをさせられるとは思っておりませんでした。いいですか皆さん、これがくっ殺です。
※会場にはちゃんとした有名プレイヤーが複数人います
02.チーム戦
ここからは先にチームcsの内容になります。一応デュエマのcsに参加したつもりなので……。
で、まずもともとこのチームcsに参加するにあたり前々から全員私の顔面がプリントされたプレマ使用かつ名前にナゼル家を入れる、というネタを仕込むことが決まっておりました。最初は9人参加の3チーム作れる予定でしたが流石にそう上手くは行かず6人2チームとなりました。
ナゼル総本家として、
・私(赤緑アポロ)
・いかクラゲ(赤白サムライ)
・赤ワイン(黒緑アビス)
ナゼル分家として、
・よし坊(赤白サムライ)
・蒼空(多分5c)
・福介(黒緑アビス)
といった具合で当日は配置されました。一応息のかかった人間にトナルドンがいましたがチームの二人が関わりのない人間だったため流石に遠慮したとのこと。そりゃそう。
そしてべる3やジャッジから案内がされ、予選7回戦という長丁場のチームcsがいよいよ開幕!!!
1回戦目は……
おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いらねぇ奇跡おきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうなってんねん!!!!!!!!!!!!
ちなみに本家が勝ちました。
なお結果は、チームも個人も3-4でフィニッシュです。
3回戦の時点で上がりの目はなかったのですが、分家が継続してたので走り切ることに。いかクラゲが2回戦までは調子良かったのですが、3回戦目からガクンと不調に。
私と赤ワインはずっと絶不調でした。終わりでした。
03.第二回東アジアプロナゼルダイス選手権大会、開幕
誰が来るんだこれ。
数日前からの懸念というかもはや確定と思っていたのが盛大に滑ることです。しかもそれに加え、よし坊の時間がないため予定していた前日のコーチングも実施できなかったため受付である三階に登る足取りは重いものでした。
予選中にメインイベント扱いもされてました。準備完了した宅に鼻水撒き散らすところでした。
そして、
いや埋まるんか~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!(宮川大輔)
しかも定員8人中3人しか事前に息のかかったものはおらず、5人が新規参加となっております。ノリが良すぎる本当にありがとう……。
で、このゲームはかなり運が絡むものであるため、
初心者の人がめったに出ないエクストラウィンを決めたり、第一回優勝者のよし坊を「ジャッジ~」と参加者が呼んだらデュエマのジャッジが反応したり、決勝卓がどちらも息のかかってない人間だったり割と波乱が起きました。
しかし準決勝が始まるとルールや細かい仕様を理解し適応したのかジャッジを呼ぶ機会は減少。決勝では記憶する限り一度も質問が飛んでこないまで……。
そして優勝はルンパッパさんとなりました。(なんで俺半目?)
なおこのあと、よし坊とのエキシビションマッチで割とボコボコにされた模様。
しかし、枠が埋まらず身内で完結すると思ってたこのサイドイベントが結構盛り上がって感謝の限りです。あとよし坊はガチでありがとう。
04.閉幕
第二回東アジアプロナゼルダイス選手権大会エキシビションマッチ終了と同時に会場の片付けが始まりました。ナゼルダイスのカードが借り物であるため、そちらの仕分けの分出遅れはしましたが、私たちも片付けに参加。というか私の覚えている限り事前に呼びかけとかなかったんですがみんな自ずと机や椅子を運び始めてびっくりしました。
もうそういう文化が根づいているのでしょうね。
片付け終了後は集合写真を撮って解散となりました。
ここからは個人的な話となります。
まず開会前に004さんと初邂逅。握手を求められるという……。
前回参加の岡山csでもそうだったけど普通逆なんだよなこれ。
ちなみに初邂逅と言ってますが、私の記憶が正しければ高校時代にまだ開催数の少なかった香川csに来ていたのを見たことがあります。その時から知っていた御人なのでこうして関わりが持てたのを嬉しく思いますがどんなルートだよ。
予選中も流石にプレマの圧が強すぎるのと勝手に拡散されていたせいで、「例の」とか言われたり話しかけられたり、笑いが隠せてない人もいて羞恥の感情は消えていました。
ナゼルダイス中は以外にもみなさん熱中してもらえて嬉しい限りです。いや作ったのは私じゃないし制作に関わってもいないんですけど。少なくない時間と100円とはいえ参加費をもらっている以上、「つまらなかった」で終わってほしくはなかったので……。
終了後は実質参加賞となったプロモや優勝プロモにサインを何回かお願いされましたね。仕事が完全デジタルなんで文字書く機会減ってちょっと下手くそになってるから練習します。
前回参加したcsでも思いましたが、こういった場は本当に良いですね。文化祭みたいな感じです。まあ文化祭まともに参加したことないんですけど。
最後はべる3や004さんに挨拶をして会場を脱出。
その後はいつものメンバーでラーメンで締め。(テンション上がりすぎて調子乗って食いすぎた)
香川県には家系ラーメンないんですよね……。いいとこもしあるなら教えてください。
なお、同日同会場でミスチルのイベントがあったらしく事前情報で駐車場が埋まることを聞いていたので朝は7時50分発となり帰宅は22時半という長丁場でした。
この記事を書いている今が翌日の月曜日の仕事終わりなのですが(だから推敲とかできんし考えて書いてないです)、一日中眠かったですし、まだちょっと余韻が残ってますね。
一度足を洗ったカードゲームにこんな縁ができるとは思っていませんでした。
それらも含め、今回関わった皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。
ではそろそろ筆を置かせてもらいます。
またどこかで……。
おまけ
最後に004さんとべる3と撮った写真。
なんだよこれ。
まじで何があったか知らんひと一日ずっと困惑だったろうな……。
ナゼル生誕祭(故人じゃないです)
まさか一ヶ月間で二回も記事を書くと思ってなどいなかった私です。
今回は8/14が誕生日である私の誕生日パーティのお話というか、事件の話です。
Twitterにてある程度画像を上げているので、フォロワーの皆さんはある程度知っているかもしれませんが、何かの間違いでこの記事に辿り着いてしまった方への説明を。
私は、数年前より身内から顔面や名前をフリー素材として扱われておりその延長線で専用のブログや、カードゲーム、果てには私の顔面がプリントされたグッズなどが作られてしまっています。ちなみに上記全て同一犯です。
しかしこれも元は私への好意から変質していったものであり、私の誕生日には何かしらのプレゼントをもらっています。
参考として去年のプレゼントがこれです。
五条悟グッズです。
ちなみにこれ、一人の人間からの贈り物ではなくて事前に招集された数人が手分けして集めたものになります。その中には九州の人間も関わっており、香川在住の糞アホバカうんこ幼馴染「いかクラゲ」の手によってポケモン九州オフのついでに運び込まれました。
で、今年がどうなったかというと
個人戦となりました。
既にデカデカとやばいもんが写っていますがとりあえず渡してきた人間順で一個ずつ紹介していきましょう。
エントリーNo.001 「由比ヶ浜結衣クソデカタペストリー」 by赤ワイン
恐らくこの記事にたどり着いた皆さんが一度は下のお世話になっているはずの、由比ヶ浜結衣タペストリーです。私の部屋は本棚で敷き詰められており、タペストリーを貼る余裕がないうえにグッズにあまり興味のない人間なので新鮮でまあ面白かったです。邪魔だけど。
ちなみにこれ恐らく等身大ですね。……こんな感じかぁでっか。
エントリーNo.002 「麻雀役満キーホルダーVer.大三元」 by赤ワイン
ずっと家の鍵に何もついてなくて怖いって私が口にしてたからですねこれは。使えないことはないので嬉しい部類ですね。尚分割はできないのでこのまま使わざるを得ない模様。うんこ。
エントリーNo.003 「オ◯ホ」 by赤ワイン
※画像ははてなブログ的にアウトっぽかったのでなしです。
定番ですねこれは。正直ダブると思ってた。
私、オ◯ホの経験はあるのですが今回のこれは貫通式という初めてのタイプです。実際試してみたのですがかなり良かったです。というのもハ◯撮りなどで見る限り、私の愚息は他者のソレに比べカリの部分が高く、オ◯ホを使う際も入り口などで引き抜く際引っかかって外れる感触がめちゃくちゃ好きなのです。で、この貫通式は本来意図的にやらなければならないこれを、ストロークを行うだけで出口にて感じることができかなりポイントが高かったです。マイナスポイントとしてはローションの仕様がかなり難しいということですね。
エントリーNo.004 「VTuberアクリルスタンド ~ヴァロンSELECTION~」 byワカメ
我がサーバーに在籍するヴァロン🦋という今年のポケモンWCS本戦にも出場した人間が厳選したホロライブVTuberのアクスタですね。私はホロライブどころかVについてもあまり詳しくはないのですが、デザインが一番好きなのは百鬼あやめですね。画像のやつは服が違いますが、はいむら先生の描いたのが美しすぎます。
このあとVTuberブロックしてるか判定が行われてひと悶着あったのはまた別の話。
エントリーNo.005 「プレマ(俺が昔あげたやつ)」 byワカメ
タイトル通りです。
昔こいつにあげたプレマが返却されました。クソいらん。
エントリーNo.006 「ダブりCDアイマスオンリー」 byワカメ
家でダブってたアイマスのCD持ってきました。
ちなみにアイマスほぼ知りません。
エントリーNo.007 「(家で埃被ってた)液タブ」 byワカメ
これはシンプルに嬉しいですね。
小話ですが中学生の頃、皆さん一度は通る絵を描く時期が私にもありまして。その際バリバリのアナログ描きだったのですが、高校生に上がりデジタルで描いてみようとしたもののペンタブでは勝手が違いすぎ、アナログに近い液タブは高すぎたためそのまま辞めた。という過去があります。
ちょっと練習してみようかなとは思いました。
尚、ディスプレイ扱いなので実際に動かすには配線なり何なりをしなければならず、また汚れも気になったためまだ使用していません。動作確認はしてあるらしいので時間のあるときにセッティングしましょうか。
エントリーNo.008 「自作ケーキ」 byトナルドン
すげぇ。
私自身料理は得意と思っているのですが、こういったケーキはあまり作ったことはなく感動しました。定番って良いですね、素直に嬉しい。
味もめちゃくちゃ美味しかったです。多分3切と3個食った。
エントリーNo.009 「チノちゃんコースター」 byトナルドン
ごちうさみたことないねんけど……。
エントリーNo.010 「究極のマヨ製造機」 byいかクラゲ
ゴミofゴミ。
グルメスパイザーと同じ匂いがします。マジで何に使うんだこれ。
エントリーNo.011 「燻製器」 byいかクラゲ
最初は嬉しいと思いました。
実際もらった翌日に使おうと思ってましたし。
ただ右下の方よく見ると固形燃料(別売り)って書いてあってすぐには使えないことが判明。プレゼントした本人も気づいていなかったらしいし、固形燃料さえ入手すれば使えるものだし料理好きの私にあげるにはいいセンスだと思います。普通家でできないしね燻製。
エントリーNo.012 「全身黒タイツ」 byナイトハルト
はいアホ。
誰が着るねんこれ。
ちなみに着た感想としては、「前が見える」「暑い」「呼吸がし辛い」でした。まあ面白かったのは確かだし、使うシチュエーションがあるかもしれないしね。岡山csとか。
エントリーNo.013 「お菓子詰め合わせ」 by福介
職場行きですね。
ちょうどお盆でお菓子全回収しちゃってたのでこれで改めて買う必要がなくなりました。謝謝茄子。
エントリーNo.014 「エコバッグと箸置き」 by福介
ポケモン仕様の日用品ですね。
こういうのでいいんだよこういうので余計にひねらなくて良いんだよ。
特にエコバッグのほうは所持しておらず、仕事帰りに買ったものをリュックサックに入れていたのでわざわざ予定立てて荷物を考えなくても助かります。
ニャオハはそのままフィギュアみたいになりそうだけど。
エントリーNo.015 「オリジナルのぼり」 byわふー
うーんウルトラスーパーデラックスバカ。
事前に天井の高さを尋ねられていたのでデカいものだとは思ってたけどなにやってんだこいつ。デカイ。本当にデカイ。邪魔。視認性が高い。ゴミ。
高さ調節できるとはいえ由比ヶ浜タペと比べてもこうだぞ。
絶対外には出せないですね。
正真正銘のゴミです。邪魔になったら、ワカメかいかクラゲの家の前においておきます。
さあこれで以上となりますが一応ランキングTOP3を付けましょうか。
指標が異なる物があるので、
・純粋に嬉しかったもの
・ゴミ
の2種類です。
純粋に嬉しかったもの
1位:エントリーNo.008 「自作ケーキ」 byトナルドン
2位:エントリーNo.014 「エコバッグと箸置き」 by福介
3位:エントリーNo.012 「全身黒タイツ」 byナイトハルト
やはり実用性のあるものや定番のものになりますね。
「液タブは入らないの?」と思うでしょうが、まだ使用していないので除外していますね。かなり古い型の中古5000円くらいとはいえ元値7万のものなのでそういった意味でも外しておいたほうが良さそうですし。
ゴミ
1位:エントリーNo.015 「オリジナルのぼり」 byわふー
2位:エントリーNo.010 「究極のマヨ製造機」 byいかクラゲ
3位:エントリーNo.005 「プレマ(俺が昔あげたやつ)」 byワカメ
こちらは恐らく皆さんの予想通りではないでしょうか。
特にコメントを残すものもないですが、とりあえず次会う時にわふーはしばきます。
最後に
誕生日ツイートにかなりの数のおめでとうリプきてて割りとびっくりしております。嬉しい限りです。来年どうなっているかはわかりませんが、今年もまたよろしくお願いいたします。
一番嬉しかったのは妹ちゃんがLINEブロック解除してくれたことです。
おまけ
https://twitter.com/nazeru_maruhi/status/1690761083827724288?s=20
約4年ぶりにデュエマのcs(中規模大会)に行った話+α
初めましての方は初めまして。
もう知ってる方は許しません。
今回はデュエルマスターズにおける中規模大会であるcsに行った話です。かなり濃厚な1日だったため、混ざって記憶しているところもあるかもしれません。
デュエマじゃなくて何が起きたか気になる方は目次のEXに飛んでください。
文章もデュエマもド素人ですので、文章量はかなり少なくなると思いますのでどうぞよろしくお願いします。
01.経緯
まず、私は約4年前まで今回出たcsにも少しは出ていました。しかしコロナによる大会の自粛からずるずるとプレイが少なくなった上に、去年には無職で金欠に陥ったこともあり、マイフェイバリットデッキモルトNEXTを売り払い完全に足を洗った状態でした。
しかし以前から付き合いのあったデュエマプレイヤーとの繋がりは継続していました。
そして今回、"何故か"岡山での108人規模csに強制的に連れて行かれることになりました。
この何故かの部分に関してましてはEXの部分にて書かせていただきます。
02.使用デッキ
とはいっても1年間のプレイブランクは参加1週間前からの準備でどうにかなるものではありません。
しかしあるのです。現代にはそれをだいたいなかったことにしてくれるデッキ。
赤緑アポロというデッキが。
このデッキ、分からない人のために簡単に説明すると必要パーツ4種を集めて殴り、その一発が通れば勝ち止まったら負けのデッキです。
細かいプレイングは少しありますが、現代の赤単やコントロールやループに比べれば覚える要素が極端に少ないデッキです。事実、私の練習時間は参加申請後の1時間のみです。
いやクソ本番緊張したけど?
03.戦績
負 一回戦 黒単アビス 先行
勝 二回戦 アナカラー 先行
勝 三回戦 不明 後攻
負 四回戦 晩餐サガ 先行
勝 五回戦 青魔 先行
負 六回戦 5c 後攻
3勝3敗 53位(多分)
まあだいぶ頑張ったほうでしょう。
尚、デッキ名については見えたカードからの推測であり実際に聞いてませんので間違っているかもしれません。
内容
一回戦目 黒単アビス
先行を引いたは良いもののパーツが上手く揃わず、エレメント除去で進化元を2回破壊されそのまま再起できずに負け。あとから聞きましたがどうやら不利らしく、相手の理解度も高かったため当然の結果だったのかもしれません。
二回戦目 アナカラー
先行3キルです。
相手方はDisジルコンを2枚マナに埋めただけでこっちのワンショットが決まってしまったため詳細なデッキ内容は不明です。
デッキ選択理由そのままの勝ち方ですが、流石にこれは酷い。
三回戦目 不明
後攻3キルです。
デドダムや豊潤フォージュンが見えたのでアナカラー系のなにかでしょう。ただし後攻ということもあり、理想ムーブで3キルです。
四回戦目 晩餐サガ
先行3ターン目にパーツが揃い、殴るまではいけましたが盾からループされそのまま敗北しました。
その時は予習すらしてないやつが考えても無駄ということで突っ込みましたが……。
2ターン目に墓地にサガが落とされ、3ターン目に墓地リセットのパーリ騎士の心絵を引けていたためそちらを優先すればよかったと後悔。ただ3トリガーしてたので怪しくはあります。
五回戦目 青魔導具
先行3キルです。
・2ターン目に相手が新世壊を貼れなかったこと
・唯一トリガーしたのがアポロが止まらないギャプドゥだったこと
の2点が勝ちポイントだったと思っています。
特にマナがすべて吹き飛ぶため前者はともかく、後者に関しては追加侵略ができずエアヴォでもOUTということでかなりお祈りで殴りました。
今大会は4勝2敗が予選上がりラインだったため3勝2敗でリーチ状態です。
ちなみにcsで予選上がったことはありません。
六回戦目 5c
後攻3ターン目にアポロ発射までは良かったのですが、ドンドン火噴くナウがトリガーしアポロが除去。2ランデスを行いますが、先行でブーストされていたこともありナウオアネバーが間に合いザーディクリカから展開されたところで投了。
対面の人、アポロ殴る時お祈り手叩きパンパンしてごめんね。
04.感想および後語り
実はこの結果、私自身かなり満足しております。
そもそも3勝3敗の戦績はGP8thを除けば恐らく最高戦績であり、なおかつ一回戦目以外は自分の動きであるアポロでの殴りまでは到達しています。
ベテランの方が実際の対戦の様子を見れば口を出すところがいくつもありそうですが、私というプレイヤーとも呼べない存在からすれば上場の出来です。
何よりこの赤緑アポロというデッキは、40枚で完結しており使った回数自体は数えるほどですが、私のお気に入りデッキになりました。マジでモルネクに次ぐNo.2かもしれません。
もしもこの夏の殿堂を無傷で乗り越えるのであれば、これからの大会への参加の有無に関わらず持っていてもいいなと思えるほどです。
でも何回戦目か忘れたけど進化設計図でレッゾレッゾアポロアポロでパーツ揃ったんだよな駄目じゃねアレ。
ちなみに。
前述しましたが、私はこの日かなり緊張しており「どうか一回戦目くらいは身内と当たってくれできるなら赤ワイン何故なら有利だから」と思っていましたが残念ながら六回戦すべて誰とも当たりませんでした。南無。
しかし抱えていた不安は杞憂となりました。
一部を除き、みなさんかなりフレンドリーに接してくださいました。
特に一回戦目の方は、私の不慣れなシャッフルをみて優しく声をかけてくださりました。また岡山csはWebのマッチングシステムで先行後攻や勝利報告を行っており、LINEでのデッキシート提出に2時間を要した私にとっては難解なものでしたがその方が実際の操作や見方を教えてくださりました。
名前を聞き忘れましたが大変感謝しております。(マッチングシステムで確認しておけばよかった)
この場を借りてお礼をさせていただきます。
ちなみにデッキシートは途中で一度諦め、手書きで書いていた物があったためそれを出しました。「02.使用デッキ」のやつね。
最後にはなりますが。
デッキを貸してくれた上に行き帰りの運転をしてくれたトナルドン。
csの運営・ジャッジの方々。
会場のカードボックス玉島店様。
対戦相手の方々。
どうもありがとうございました!!!
また機会があればよろしくお願いいたします。
EX.???
これで終わり思うなよ???????
はまち戦車「あ、サインください」
べる3 「僕もサインもらっていいですか。あ、友人に自慢するために2ショットお願いします」
対戦相手 「本人ですか?」
通行人 「あ、ダイスナゼル」
その他 「本物や」
(敬称略)
何が起こってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
実は岡山csに来た理由。こっちがメインで、
何故か僕を題材としたカードゲームが作られた上に、それが関わりのないはずの有名プレイヤーなどが触れており、何故か僕の顔面で勝手にプレマが作られてそれを各地で使う輩がいるせいで僕の知名度が独り歩きしています。
俺、人生で人に3回もサインねだられると思ってなかったよ。
中学の時の俺、サイン真面目に考えていてくれてありがとうな……。
本当に何やってんだろうこの人……。
プレマは僕の顔面が印刷されたこれなんで反応しないほうが無理だと思うごめん。
起きたこと一覧
・はまち戦車さんにサインをねだられる
・べる3(ジャッジの方)にサインと2ショットをねだられる
・対戦相手にプレマと顔面を交互に見られる
・「このプレマ本人ですか?」と話しかけられる(そら話しかける)
・なんか顔だけ知ってるとか言われる
・予選落ち後、ダイスナゼルを身内がやっていたら参加者の通行人が反応する
etc……
思ったより酷かった……。
何だこの知名度……。
まあ楽しかったのは事実ですし、馴染みやすかったっていうかなんかもう馴染みすぎてた。ありがとうしか言えん。
後日談
↓
この人俺が高校生の時くらいから知ってるすげぇ人なんだけど……
+α(個別で記事書くのだるい)
そういえばちょっと前に美少女争奪戦に初めて参加。
というのも今年2月に大学時代ドハマリしたサクラノ詩の続編である、サクラノ刻が出たうえに書きたいキャラがいたので参加。
もう書きたいキャラもいないし文章も得意じゃないから最初で最後の参加になりそう。
2位取れたのは嬉しい。
デュエマアポロで復帰してもいいけど最近本読むの追いつけてないのにデュエマやる余裕あるかな……。
【エロゲレビュー】幸福のその先へ 『サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-』
《サムネ用》
みなさん、私です。
最近、ガチでリアルに実家の方が崩壊したナゼルです。
今回は『サクラノ詩』というR18ゲームについて語ろうかと思います。といっても私もこういった記事は初めて書きますので、かの有名なナイト〇ルト氏のブログを参考に作らせてもらっています。
では、いきましょう。
始まりは二年程前の夏────私の誕生日の時期でした。
K氏「エロゲ欲しいか?」
ワイ「パケ版がいいです」
K氏「は?」
↑実際の会話
もとよりこのゲームに興味はありましたし、このK氏からも勧められていました。しかしいつまで経っても購入しない私に痺れを切らし、FANZAのセールが重なったこともあり彼は誕生日プレゼントとしてこのゲーム分のDMMポイントを私に送りました。
まあ、セールだったのはDL版のみだったので後々私はパケ版を改めて購入しています。
近くの中古屋に未開封の物があったのでね、ええ……。
いつか布教用に使いたいな、と思います。
結果から言いますと、私がこれまでプレイしてきたノベルゲームで一番好きです。
プレイをまだしたことのない人向けの記事となりますので、出来る限りネタバレには配慮する形で進行いたしますが自己責任でお願いします。
目次
- どういうゲーム?
- 魅力
- Olympia(御桜稟√)
- PicaPica(鳥谷真琴√)
- ZYPRESSEN(氷川里奈√)
- A Nice Derangement of Epitaphs(夏目雫√)
- IV章 What is mind? No matter. What is matter? Never mind.
- V章 The Happy Prince and Other Tales(夏目藍√)
- VI章 「 」(TRUE END)
- 最後に
どういうゲーム?
一言でいえば芸術家たちのお話です。
才能と努力、環境や親。さまざまな要素が影響を及ぼす、その幸福の先で生きる彼ら彼女らの物語となります。
枕から発売されており、シナリオはすかぢを中心に複数名。
原画は狗神煌と籠目を中心に複数名によって作られています。
2015年の萌えゲーアワードでも大賞を受賞している作品となります。
あらすじ
春。
世界的な美術家である父の死により、天涯孤独となった主人公・草薙直哉は、親友である夏目圭の家へと世話になることに。
そこには、直哉が通う学園の担任である夏目藍や圭の妹で女優の夏目雫との交流が待っていた。
そして、新学期の到来と共に、遠い昔に転校した幼なじみ・御桜稟が、再び直哉の前に現れる。
風に巻く桜の花びらの向こう、それは、約束されていた再会の如く――。
時の刻みが想いを重ね、感情の奔流が形になるとき、そこで出会う光景とは?
物語の先にある幸福。 その先にある物語の形――。
サクラノ詩は、立ち止まる人とその先を歩き続ける人々の物語。
(公式HPより引用)
我々の視点となる主人公の名は草薙直哉。(右側の目を瞑っている方)
物語は彼の父、草薙健一郎という世界的な画家の葬式のシーンから始まり、歯車が動き始めます。
ちなみに左にいる白髪の子は夏目圭、本作のメインヒロインとなっております。
……男です。
6年前に引っ越してしまった幼馴染の御桜稟が編入してきたり、新入生としてこれまた幼馴染である氷川里奈と再会したり、直哉が暮らしていた部屋が使えなくなったことで夏目家の屋敷に住まわしてもらうことになったり、そこには教師&美術部顧問である夏目藍や女優名として草薙の苗字を使う夏目雫がいたり……。
序盤の時点で元々美術部部長である鳥谷真琴を含め、メインとなる美術部のメンバーは揃います。
え?
私は誰が好きかって?
………………
※攻略対象一覧
攻略対象外だったンだよッ!!!!!!
OPにも出てるし、黒髪ツインテ毒舌の後輩ンホォ♡とか思って進めてたら彼女の√なくて泣いたわ。
……取り敢えず共通√に彼女のパンチラがあるので、紳士諸君はそこをみてくれ。
私は10回ほど使わせていただいた。
ちなみに黒だ。
「パンツとは端的に言えば…装着されてはじめてパンツになるのだ!女性ものの薄い布地が、女性の丸味を帯びた肉体にフィットし、その香りを染み込ませる…それらがパンツをパンツたらしめる重要な要因だ。なによりも、そのパンツを穿いた人間が羞じらいを見せなくては、何もかもが無意味になる。つまり、重要なのは羞じらいだ。わかったか?」by草薙直哉
ちなみに彼女、川内野優美ちゃんなのだが氷川里奈の親友でありながら彼女に対してガチレズであり、何なら分岐で百合ENDがあったりする。
それはそれで尊すぎて涙が出る。止めてくれカカシ、その術はオレに効く。
まあ以前の作品でそういうの好きそうな人だなとは思ってたし。
ふたなりとかも好きっぽいよね。
また、目次を見てもらった時点で違和感があったと思うのですがこの作品、√選択というものがほぼほぼありません。
-
序章 O wende, wende Deinen Lauf Im Tale Blüht der Frühling auf!
-
I章 Frühlingsbeginn
-
II章 Abend
この3つは所謂共通√であり、選択肢によって会話に差が生じますが同じ物語です。
Ⅲ章は各々のヒロイン個別√になっておりⅡ章までの選択肢によって、
-
Olympia 御桜稟√
-
PicaPica 鳥谷真琴√
-
ZYPRESSEN 氷川里奈√ or 優美×里奈の百合END
-
A Nice Derangement of Epitaphs 夏目雫√
に分岐するのですが、最初に到達できるのは稟√及び真琴√のみ。そのふたつを終えることによって選択肢が増え、里奈√への分岐が可能に。さらに里奈√を終えることによって雫√への選択肢が増える、といった形になっています。
正直、千恋万花などに比べて分岐がわかりにくいから素直に攻略を見た方がいい。
尚、Ⅳ章以降に関してはタイトル画面に直接追加され選択肢を選ぶ必要は消えます。
余談ですがこのゲーム、登場人物がかなり多めです。
後述しますがそもそもシナリオ自体が膨大な量であり、さらにとある登場人物のせいで人間関係が凄まじくめんどくさいことになっています。
そのためプレイする際は何かしらメモを取れる用意をしておくといいでしょう。
その中にですが、明石亘というキャラが存在します。
私の想像する創作をする人間を体現したような人間であり、芸術のためなら割と何でもしていいと思っている感じです。
まあコイツ来ると大抵ギャグになるんですけど。
共通√での中心人物はこの人となり、というかコイツに振り回される形で物語が進行し、最終的にはとある作品を生み出すに至ります。
魅力
まずはこの文章を読んでいただこう。
それが虚無ならば虚無自身がこのとほりで
ある程度まではみんなに共通いたします
(すべてがわたくしの中のみんなであるやうに
みんなのおのおののなかのすべてですから)
これはこの『サクラノ詩』というゲームで一番最初に出てくる文章です。
しかしこれはこのゲーム独自の物ではなく、『春と修羅』という詩の序という項の一節であり、その作者の名は宮沢賢治。
恐らく日本人であれば一度は耳にしたことのある名前であるはずです。
このようにこのゲームではいくつか実在の作品や人物、言葉を引用しており、何なら各章のタイトルになっていたりもします。
ここらへんね。
まあ宮沢賢治の名前ならともかく、作品を実際に見たことある人なんて少ないと思います。実際私もこの作品に触れてから読みましたし。
読まなくてもこれは『サクラノ詩』という作品ですので面白いとは思います。
考察などが捗ることに間違いはありませんが。
次に物語。
あまり深く喋るとネタバレになってしまうため多くは語れないのですが、このお話は各章がだんだんとパズルのピースのように情報を埋めていき、その全貌が明らかになっていく、というものです。
先述した通り、最初以外は√選択が強制されることもあって「?」となる部分がところどころに点在します。直哉の最初の行動とか意味わからんですし。
しかしそれが後々の章によって補完され、穴が埋まることで物語の筋が読めるようになるのです。
ちなみに各√には専用ED曲が用意されていて、そこで使われているイラストも必見です。
そういえば私、声優に全く興味ないのでわからないんですけどどうやらほかのエロゲーマーたちはそこに重きを置いている人も多いらしいので書いておきますね。
ヒロイン
その他メイン
- 夏目圭 VC.藤神司朗
- 川内野優美 VC.大花どん
- 明石亘 CV.中里圭太
- 吹 CV.鈴谷まや
またこの作品、体験版が配信されてるのですがクッソなげぇ。
共通√のⅡ章まで全部見れる。
2.3GBある。
ここまで紹介していてなんだが、尻上がりの作品というか全部読むことで完成という作品なので序盤で断念する人も多いらしい。
なので、まずそちらで試すのもいいと思われます。
最後に主人公が魅力的ということです。
これは意外にも重要な要素であって、作中においても圭は直哉のことを度々ヒーローと呼称します。
彼のことを簡単に言ってしまえば、
表層こそクールぶってこそいて無気力な生活を送っているのだが本質は熱血漢かつ負けず嫌い、自己犠牲すら厭わないその姿はまさにヒーロー。
尚、やはり主人公ということもあって朴念仁で鈍感。
また芸術の方面に関しても父が天才画家ということもあり、過去には80万円で直哉の絵を買った人物すらいたようですが…………。
尚、先ほどのパンツの件のように多くの変態的名言を残していきます。
どうやら身体もそこそこ良いものらしく、ヒロイン5人のうち2人をお姫様抱っこして走っていたりします。
ではここからは各々の個別√について簡単に語っていきます。
Olympia(御桜稟√)
もうビジュアルからしてヒロインですよこいつぁ……。
身長155cm B88/W59/H90 5月14日生まれ。
ちなみにですが攻略は恐らくこちらからの方がいいと思います。
物語の主軸となるのは、草薙直哉、御桜稟、そして謎の少女「吹」。
彼女が口にしたこの章の題にもなっているオランピアという単語を起点に、約6年前の真実に辿り着きます。
オランピアといえばマネの絵画が思い浮かびますが……?
☆属性
- 幼馴染
- ポンコツ
- 巨乳
- 妄想癖
- エロ漫画先生
- ドスケベ
- 性欲旺盛
ああ……、こいつは性根からえっちすぎるんだわ…………。
共通√にて往来で真琴ちゃんのパンツの中に手突っ込んだりしますよコイツ。
というのも彼女は幼少からのエロ漫画収集家であり、耳年増なんですよ。しかも幼馴染ということもあって、出会った当初から直哉に対する好感度はMAXみたいなもので、よくテンパって自爆します。ぐるぐるお目目が似合いますね。
かわいいね。(大声)
どうやら父を嫌っており、その理由は死んだ彼女の母親に関するものらしいですが?
物語としては一番最初となるため、いくつか不明点が残りはしますが御桜稟という少女と恋仲になる、という話としてはこれが収まりがいいはずです。
それはそうと大人になった稟ちゃんのおっぱいデカすぎんだろ……。
PicaPica(鳥谷真琴√)
身長158cm B90/W58/H89 2月14日生まれ。
この子は怒ってる顔が似合いますね。
一応、稟ちゃんよりおっぱい大きいんですけどこの子はどっちかっていうと脚が素晴らしいです。寝てる際に太ももにラクガキされたり、キックを放ったら足掴まれてパンツ凝視されたり(CGあり)。
物語としての評価は最初から選べるということもありイマイチです。
というより他の攻略対象と比べて直哉との繋がりが薄いんですよね。一年の頃から同じクラスの同級生で美術部借りてるから部長の彼女とは面識あるよ、くらいのね。いや普通これで十分で他が濃すぎるだけなんだけどもね。
しかしこの作品を語るうえで彼女は必須で、先述しためんどくさい事情も彼女の√であらかた語られます。
芸術の方面においては陶芸を中心に行っており、ブランド商品として高く評価されてることもあって才能は確実に存在しています。
ちなみに彼女の√ではヌードデッサンという存在がちょこちょこ出てくるのですが、その延長線上で被告人・草薙直哉君はこんなセリフを残しています。
「『にゅうりん』大切な事だ。それがなければ、乳房とお尻はなんの違いもなくなる。『乳輪』があるからこそ、その仄かなピンク色があるからこそ、おっぱいには価値がある。そして、さらにその先がある。『ちくび』もし、山脈に頂上が無ければ、人は山など登らないだろう。頂上があるからこそ、人は山を登る。『乳首』生まれた子供は、なぜ、生まれながらにして乳首から母乳が出る事を知っているのだろうか?それは、おっぱいには頂上があるからだ。」by草薙直哉
ね? バカでしょ?
私、そこまで乳輪に拘りがないんですけども芸術家ってみんなこうなんですかね。
☆属性
もう見慣れてて忘れてたんですけど、そういえばメイド服って男の一種の願望ですよね。感覚的にはこの子半分くらいメイド服着てます。
さらにメイド服の一枚絵では盛大にパンチラしてます。
えっちだね。
キャラクターに関してはまあ本当に正統派って感じです。
いうの遅れたんですけどこれ2015年のゲームなので今の人には合わない可能性もありますね。
正直「やっと付き合ったんかコイツら」って感じなんで。
みんな王道って良いモンだよ。
(手のひらグレンラガン)
ZYPRESSEN(氷川里奈√)
もうビジュアルからして妹キャラですよこいつぁ……。
身長153cm B92/W58/H86 9月4日生まれ。
でっけぇなあ……(心の声)
いや、どことは言わないんですけどね。
☆属性
- 妹キャラ
- 爆乳
- 後輩
- 病弱
- 幼馴染
二人目の幼馴染、ということですが稟とは面識がありませんでした。というのも直哉と里奈が出会ったのは稟が引っ越した後の話だからです。
芸術方面に関しては絵の分野で直哉や圭に評価されるほどの腕を持ってはいますが、公募などに興味はない模様です。
ちなみに戸籍関係、血縁関係においても直哉との繋がりがないのにも関わらず「精神的な妹」を自称しており、なんか普通にやばい。
病弱、と記載しましたが日光を避けてはいますが作中時間ではほぼほぼ治っているようです。
題の和訳は「糸杉」であり、これまた「春と修羅」ですね。
彼女自身、桜と糸杉には思い入れがあるようで。
物語としては真琴と同じく純粋なラブコメ、といった感じではある。
しかしやはり条件を満たさなければ選択できないということもあって、稟も真琴も知らないとある過去が語られます。
ここから彼の、草薙直哉という人間としてではなく、
芸術家 草薙直哉としての側面が垣間見えてきます。
優美との百合ENDですが、私の記憶が正しければ見なくても進行できます。
でも見ようや。
俺の推しの痴態はここでしか見れんのや(血涙)
レズセッ〇ス!!レズセック〇!!(心の声)
ああ、ちゃんと直哉と里奈のスケベシーンもありますよ。
クソデケェぞ。
ひとつなぎの大秘宝ってここにあったんだなって思ったよ。
A Nice Derangement of Epitaphs(夏目雫√)
本編開幕。
と言う他ないでしょう。
ここから物語の核に触れていくこととなります、が
取り敢えずは雫√でもあるので彼女のことから語りましょうか。
もうビジュアルからして元カノですよこいつぁ……。
身長151cm B80/W58/H79 12月12日生まれ。
一応、共通√のほうにもちょこちょこ現れており何やら直哉と面識があるような素振りを見せます。しかしあくまで初対面、知り合ったばかりを貫いていましたがその謎が語られます。
☆属性
- 無口
- 不愛想
- 下ネタ
- 女優
- 女学院生
- 控え目おっぱい
- 献身的
野外でOナニー☆(ゆずソフト感)
稟ちゃんもドスケベでしたがこちらは彼女とは違い、自発的に直哉に下ネタを仕掛けます。直哉もたちの悪い冗談だと受け流していましたが、どうやら本当にセックスアピールだった模様。
またここまで巨乳が続いていましたが遂に控えめなおっぱいが出てきましたね。
まあどっちも好きなんですけどね。
ちなみに69や野外セッなどなどを行う模様。あと何故か知らんけど見せ槍構図が無茶苦茶に合うし2回もある。
基本が過去の話になるのですが、彼女の下ネタ頻度がすごいので周りに人がいないかどうか、誰かに聞かれるような恐れはないかを確認してからプレイしましょう。
物語ですが先にも記述した通り、メインは過去の話となります。
時期でいえば草薙健一郎の葬式の少し前、死期を近くに控えた彼が帰国した時点から始まります。
既にそれまでのお話で草薙健一郎が何かをやった。詐欺師だ、という話が上がります。
その答え合わせとなります。
不可解な直哉の行動、直哉と雫の出会い、吹の正体にあの彼女の真実。
かなりのピースがここで埋まることとなります。
ところで皆さんは「九相図」、というものをご存じでしょうか。
今では呪術〇戦によって皆の知るところとなりましたが九相図とは、仏教の絵画のひとつであり人の死体が朽ちていく様を九段階に分けて描いたものとなります。
そして草薙健一郎の作品の中にはこれをモチーフに、桜の木の朽ちる様を七段階に分けて描いた「櫻七相図」というものが存在します。
雫とこの絵画がこの章のキモとなります。
そして生前、草薙健一郎は親としてではなく天才画家・草薙健一郎として、自分の息子としてではなく草薙直哉という一人の芸術家として彼をこう評します。
「美の不合理さをお前はよく体現しているよ」
「草薙直哉というのは、そういう芸術家だ」
かつて神童とすら呼ばれたその少年の隠された愚行が語られます。
ちなみにですが題を訳すると「墓碑銘の素晴らしき混乱」となるようです。
尚、私が一番好きなお話はこの部分となります。
IV章 What is mind? No matter. What is matter? Never mind.
画像はなしです。
というのも題名の通りⅣ章はヒロインの√ではありません。
語られるのは直哉の父、草薙健一郎と直哉の母である水菜という女性について。
馴れ初めなどという生易しいものではない、草薙健一郎という男がその命を賭したお話。
オランピア、夏目家、屋敷、〇〇家。
さあ、幸福という名の美酒を飲もうか。
ちなみにこの章の題の訳ですが、
What is mind?-心とは何か?
No matter.-物質ではない。
What is matter?-物質とは何か?
Never mind.-決して心ではない。
となります。
しかしこの訳、一例でしかなく作中で草薙健一郎も違う訳を口にしています。
英語圏の心の哲学者たちによく知られる一句らしいのですが……。
残念ながら健一郎と水菜さんのおせっせシーンは存在しませんが、これはなくていいんじゃないでしょうか。と思えるお話です。
キスシーンの一枚絵が存在するのですがこれまた……(号泣)
俺、この作品プレイできてよかったよ。
V章 The Happy Prince and Other Tales(夏目藍√)
Ⅱ章の続きということで、このお話はⅢ章を通過していない√となります。一応題名に夏目藍√を表記していますが、分岐でTRUEのⅥに行きます。
もうビジュアルからしてロリですよこいつぁ……。
身長145cm B77/W56/H76 8月25日生まれ。
とか言ったら殺されます。ガチで。(3乙)
☆属性
- 年上
- ロリ体系
- お姉さん
- 料理下手(炒飯除く)
属性が少ない?
よろしい、ならば慰めックスだ!!!
ああ、ちなみに彼女どうやら朝が弱いらしくタライを自らの頭に落として起床したり、マッハⅢとかいう化物バイクに跨っていたり、料理が苦手だったり。(健一郎が好きだった炒飯は除く)
下ネタに対してもあまり耐性がないようで、雫の直哉への下ネタ発言にはよく慌てている。
稟ちゃん同様ぐるぐるお目目が似合いそうなキャラですね。
意外とこの人もポンコツ扱いでもいいかもしれない。
ただ保護者ということと、物語終盤ということもありあまりヒロインとして見れなかったのも事実。こっちよりTRUEに行きたいという気持ちの方が強かったですね。
だってめっちゃこの先のお話が気になるんだもん……。
これは個人的な話になるのだが、そういうシーンの際。
……あるのだ。
俺は真っ平、もしくは上向きの中学生の発達途上状態で時が止まってしまったその平原を目指していたのだ。
しかし、ある。
しっかりとした膨らみが存在してしまった。
そういえば章タイトル、「おや?」と思った方いるかと思われます。わからない人もこういえば伝わるでしょう。
『幸福な王子』
はい、嫌な予感がしますね?
序盤で稟ちゃんが読んでいた本もこれですし、この記事の最初の方で私の所持本の中にもありました。
天才は一人、つまり片翼では羽ばたけません。
雫√にて草薙直哉が起こした愚行。
一番近くで見てきたから彼だからこそ、見ただけでその芸術家は事実にたどり着きます。
そして────。
あとこの話で評価が一転したキャラが一人いまして。
長山香奈という女学生なのですが、彼女はたびたび直哉の追っかけとして登場しており立ち絵すらあります。関係性としては小中とクラスメイトになったことが何度かあるというだけのキャラクターで、その立ち回りからヘイトを集めるようなキャラでした。
しかし、よくよく考えればそれもそのはず。
彼女はメインとなるキャラで唯一、芸術家・草薙直哉の側面を色濃く知っておきながら草薙直哉という人間をほとんど知らないのです。
メインヒロインなどは過去から関係性のある人間ばかりでした。しかし彼女だけは異なり、草薙直哉を見る視点が手の届かない天才。同じ人間ではないのです。
それに草薙直哉の周りにいる人間は何かしらの才能を持つ輝かしい人間ばかりです。逆に彼女は凡人です。その差をだんだんと感じました。
弱い人間という立場から主人公たち強い人間たちを語るそんなキャラです。
そのため、後から彼女の行動を「そりゃそうなるよな」と納得できてしまいました。
いや、やっちゃいけないこといっぱいしてるんで普通に駄目なんですけどね。
どちらにせよいいアクセントになったキャラクターではありますね。
Ⅴ章終盤、直哉はある人間と櫻の森の下で話をします。
その一枚絵の変化が「ああ……」という声を私から漏らさせました。
「そしてツバメは幸福の王子のくちびるにキスをして、死んで彼の足元に落ちていきました」
多分、彼が描いたあの絵には「お前の先にいる」って意味もあるんだろうなって勝手に思ってます。
ED曲、題名は「在りし日のために」
私がこの作品で一番好き、と言える曲です。
OPのピアノバージョンも素晴らしいのですが、映像も相まってⅤ章のエンディングにはかないませんね。
私からこの章で言えることは一言、ただひとつ。
「どうして…………」
VI章 「 」(TRUE END)
あえて章タイトルを伏せています。OPでもこのように空白で記載されていますが、空白がタイトルではありません。
Ⅴ章にて藍√に分岐しなかったその先のお話。
私から語ることはなく、できれば自らの目で確認していただきたい。
最後に
実はこのゲーム、続編の制作が発表されており『サクラノ刻』という題名です。
まあ『サクラノ詩』自体2004年発売予定だったらしく今回もいつになるかわかrゲフンゲフン。
不満点を挙げるならばシステム面、特にオートの部分ですね。ボイスが挿入されている部分とされていない部分の送り速度が違いすぎるので、オート進行はできないと思った方がいいでしょう。
それに加えて主人公である以上、直哉のセリフ及び地の文が多いのにもかかわらず、彼にはボイスが入っていないためながらでやるのにも向いていません。正直この作品ならば彼のボイスはむしろあった方がいいと思いました。
プレイ時間目安は50時間ほどでしょうか。めっちゃ長い。
でも絶対やった方がいいと言える作品です。
女の子に関してもかわいい子ばっかですしね。ていうかこの処女らレベル高い。
そういえばこの作品のイラスト、エロゲやってる古いオタクなら「どっかで見たことあるな」と感じた方もいるでしょうが、それもそのはず原画の一人が狗神煌さんです。
とはいっても何故か原作本には明記されてないんですね。なんでだろ。
長くはなりましたが、これにて筆を置かせていただきます。
家族って良いよね。
~おしまい~
001.txt
まずは前提の話をしよう。
この世には人の三大欲求というものが存在する。「食欲」、「睡眠欲」、「性欲」である。「食欲」、つまりは何かを食べたいと思う欲。「睡眠欲」、つまりは体を休めたいという欲。どちらも人間が正常に機能するためには必要不可欠な行動だ。
では「性欲」は?
先程のふたつと違い、こちらは満たさなくとも死ぬことはない。それでも尚「性欲」は人間における欲求の最上位に位置している。それは何故か。答えは単純、『快楽』の度数が高いからだろう。「食欲」にせよ「睡眠欲」にせよ「物欲」、「承認欲求」。ありとあらゆる欲すべてが『快楽』に繋がっている。
私は産まれてから今までずっと男性だったため、女性のことは分からないが男性だけで言えば「性欲」を満たす瞬間の『快楽』は、他の欲の『快楽』とは文字通り桁が違う。
世間一般で自慰を覚えたばかりの男子中学生のことを猿呼ばわりするが、実際のところその通りである。本当にあの快楽は凄まじいものなのだ。
と、ここまで男性の快楽について語ったがこれは分からない人向けだ。
私と同じ男性の諸君であれば恐らく次の文章で事態を理解してくれるはずだ。
私は大学の講義の関係で四日間家に帰れなかったのだ。
理解ってくれただろうか。
再度言うが男性の諸君なら20歳という歳でこの日数。何を言いたいか想像できるはずだ。
つまり、だ。
私は強制禁欲を強いられたのだ。
本来であれば一日一回はその快楽に身を委ねたいのだが、それが四日間もできない。もちろん「宿ですればいいのでは」という意見もあるだろう。しかし大学側から用意されたのは所謂カプセルホテルであり、私のきったねぇ喘ぎ声など簡単に他の人間の耳に入ってしまう。
だがここでその激動の四日間を語るには文章では足りないので割愛しよう。
話はその後、ようやく家に帰宅したところからだ。
もはや暴発寸前。尿意にすら匹敵する欲求はジーンズに大きなテントを産み出していた。ちなみにジーンズ系の素材が固かったり、ピッチリ系のズボンを履いた状態で戦闘状態に入ると凄く痛い。
話を戻そう。
私がもはや帰宅したのは朝と言っても差し支えない時刻であり、連日の睡眠不足によってもうひとつの三大欲求、「睡眠欲」までもが襲っていたのだ。さらには潔癖なのだろう、身体を洗い流さねば布団に入りたくないと感じていたのだ。
荷物を洗濯機前へ置き、浴槽の清掃に取り掛かる。お湯を張ってもいいだろうというレベルまで汚れを落とし、蛇口を捻って熱湯を貯めていく。少々時間があるため洗濯物を回すだけでもしておこうと、四日分の衣服を洗濯機の中へ詰め込む。あとはボタンを押すだけ。
どうにか風呂場で寝るという惨事を起こすことなく全裸で布団へダイブする。もはや服を着るという思考さえ放棄した。
そして。ようやくだ。
ようやく私の左手は、猛々しく聳え立つ聖槍に伸びた。
この四日間、私のTwitterのTLには無数の激シコ絵が流れていった。その全てにふぁぼを放ち、オカズふぁぼ用の鍵垢で再度ふぁぼっていった。
垢を切り替え、そのふぁぼ欄をスクロールしていく。人差し指という敏感な段差に添えられる指に力を込める。獣にも似た汚く短い喘ぎ声が部屋に響き渡る。そこでようやく忘れていた存在をふたつ思い出した。
まずは私の白濁液を受け止めるための存在。いつもであればウェットティッシュ数枚で事足りるのだが今回はそうではない。零れなかった精液を拭き取る役割も、と効率化してる場合ではないのだ。そもそも一日処理しなかった時点でティッシュ数枚など貫通してしまう。同じ経験をして複雑な気持ちになった同志もいるはずだ。
故に今回のような場合にはキッチンタオルを用いる。一応2枚重ねでだ。しかし前述の通り、拭き取る動作に関してはウェットティッシュでなければならない。そちらの用意もしておく。
次にふたつ目、窓閉め忘れてたわ。
文章では端折ったが先程の帰宅タイミングで換気の為に窓を開け、網戸の状態にしておいたのを完全に忘れていた。……喘ぎ声、聞かれてないといいけど。
何はともあれこれで準備は整った。
もう障壁はこの辺りで十分だろう?
さぁ、シコれ。
四日間沈黙と覚醒を繰り返すことしかできかった情熱を吐き出すために。
左の五本の指にそれぞれ異なる力を込める。
勘違いしてもらっては困るが、私はオナホという存在を失念もしくは苦手としたわけではない。むしろ使いたさはあった。しかし、それ以上に四日間という永久にも等しき時間の中でどれほどの量がこの躰に生み出されたのか。それへの興味があったのだ。
キーボードを叩くように、音楽にも似た調子で聖槍を解放へと導く。
もともと予兆があったとはいえ、限界は五分と持たずに目の前に現れた。しかし、この貴重な経験。五分という短さで終えるには物惜しいと思った。しかし萎えさせるというのもどうだろう?
導き出した行為は先端を掌で擦ることだった。
少し癖を拗らせた者なら知る人もいるであろう、男性に潮を噴かせるためにやるアレだ。何故これを選んだかと言えば竿の部分に触れないからである。以前Twitterで竿に触れなければ限界に達しないということを目にしたのだ。幸い聖槍の先からは大量の透明な粘液が垂れ続けており、擦ること自体に難はなかった。
それが良かったのか、良い感じに気分を高めながら臨界点を遠ざけることができた。
ローションに手を突っ込んだかのようになったべとべとの掌をウェットティッシュで拭き、再度聖槍の竿に左手を添える。もはや次の限界に抗う意思はなかった。このままこの戦いの最後を見届け、布団の上で果てようという確固たる志とも言えるものが生まれていた。
四日分のふぁぼが潰える。少しでも萎えないようにすぐさまあるアプリを起動し、お気に入りの本を開く。幾度となく私を昂らせた妹近親相姦モノだ。
展開は知っている。
それでも。
この状況においても、最期の刻を迎える瞬間の右手に相応しいのはこれしかなかった。
そして。
そして。
そして。
これが最後だった。
無限にすら感じるその大量に吐き出される白濁液は、斜め上から着弾しキッチンペーパーの上を滑り、駆ける。危うく飛び出すところだったが、キッチンペーパーの端を折り曲げていたためそうなることはなかった。もはや感動すら覚えるその
美少女の履いていたパンツのクロッチの内側にこれを出したい。
恐らく今回の快感の大部分は視覚的なものだったのだろう。それほどペーパータオルすら貫通しようしたその大量の粘着質の液体は圧巻だった。袋の付け根に存在する管を沿うように力を込めて吐き出されなかった精液を押し出す。もはやそれだけで従来の一回分に相当する量だった。
ウェットティッシュで力を失ってしまった槍を綺麗にし、改めてペーパータオルの上のそれを見る。ボンド、と言われれば信じてしまうレベルの液体。これが自分の中で作り出されたのだ。
もう一組、ペーパータオルを用意しそれを受け皿に自身の精液を垂らしてみる。
しかしそれが一向に流れ落ちることはなかった。それほどまでに濃いということだろう。
何重にもその艶めかしい液体を包み、ゴミ袋へと投げ入れた。と、ここで私は忘却していたもう一つの欲求を思い出し、それを合図にその欲に意識を奪われた。
はじめて
2019年10月16日、水曜日。
今年、齢20を迎えた僕はとある荷物を待っていた。
それはオナホール。
男性の快楽の為作られた、女性器を模した玩具である。ある人はそれを恋人と呼び、またある人はそれを自分の帰るべき場所とも呼ぶ。高校生以上の健全な男子であればその存在を知らないものはいないだろう。
それを先日、ネットショップで買ってしまったのだ。
もともとオナホに興味はあったのだが、初めてはどれがいいのか分からずその一歩を踏み出せずにいた。しかし大学生になり、一人暮らしを始めたからには体験したくはあったのだ。
そして3日ほど前だろうか。古い友人から今回買ったオナホを紹介された。彼も実際に使用しているとのことで、災害時にピンクローターを送り付けるような変態の言葉は十分信用することができた。
水曜日の講義は5限までということで家に着くのは18:30となった。必修講義となっている4、5限ではとある展示会に出展する作品を現在グループで作成中だ。もちろん一般の展示会であるため、中途半端なクオリティでは提出できない。残れる人は夜遅くまで残って作品を作っている。
だが今日だけは残るわけにはいかなかった。
大事な荷物(オナホ)を受け取らないといけないから、と5限が終わると同時に帰ることはできたのだ。実際、一緒に炬燵も買っていたので嘘ではない。
だが来ない。
時刻は既に21時になろうとしていた。配達時間の指定が19時~21時であるため、配達員に本来問題はないのだが、届くものがモノだけに我慢できないものがあった。既に我が息子は禊を終え、今にも爆発しそうなほどそそり立っている。恐らく今ズボンの下にある薄い紺色の布地の前方は大きくシミを作っているはずだ。
何とか気を静めようと床に敷いた布団にうつ伏せになる。押さえつけられた我が息子が腹部に当たり主張してくる。それはもう中の物を吐き出さない限り収まることはないであろうと思えるほどに、だ。
うつ伏せになるとこの家では外の足音が聞こえる。というのも学生用アパートというだけあって防音機能はなかなかのものだ。外の金属性の床を踏む音は流石に聞こえるが、逆に言えばそれ以外はほとんど聞こえることはない。また、他の住人は何故か夜間ほとんどいない。
故にこの夜間に足音が聞こえればそれは配達員のものとなる。
そして、その時が来る。
金属を靴底が踏む音。
心が高鳴る。
跳ねるように飛び起きた身体は、チャイムが鳴らされるよりも前に玄関にあった。
荷物を受け取り、印を押す。もはや開封までのことは一瞬のようであり、まともに覚えてさえいない。
「……おもっ。」
最初の一言がそれだった。
興奮が少し静まり、外装を取り、本体のみとなったオナホを持った最初の言葉がそれだった。友人からの勧めだったため、重さなどの詳細な部分は見ていなかった。
外装に書かれた注意書きを読みながら、爪を丁寧に整えた指でその穴を弄る。早く使ってみたいという気持ちは、我が息子からも焼けるほどに伝わっていたが今回が初めてなのだ。致命的な失敗があってはならない。尚、ズボンとパンツはいつの間にか脱げていた。恐らく荷物を受け取り、扉を閉めたあとの一瞬にも感じたその時間で脱いだのだろう。
ローションを穴に垂れ流す。このあたりは無知な為、適量やイチモツにかけたほうが良いのか有識者の方に教えを乞いたいところだ。
ちなみにコンドームの用意こそあったが今回はしなかった。あと片づけが大変ということはいろんな人物から聞いてはいた。だがオナホは初めてなのだ。僕は本物の経験こそあるが一回だけであり、しかもなし崩し的な形で行われた為、その感覚は覚えていないに等しいのだ。
だからこそ直でその感触を味わいたかったのだ。
この三日間各所を回り、購入したおかず。ティッシュ。
準備はできた。
赤く充血した大きく膨らんだ先端と、女性器を模した穴が優しく触れ合う。……冷たい。だがそれすら快感に思える。
初物だからだろう。赤く彩られた部分を飲み込み、引っかかる。スムーズに入ったのはここまでだった。既に快感は限界に達しようとしていた。爆発の感覚がある程度引くまでオナホを動かすのを辞めた。
ここで僕はひとつ、不安を拭うことができた。
それはちゃんと至れるかどうか、ということ。父が居なかった僕は自慰という行為を自分で発見し、自分で発展させた。その結果、一般的な男性のそれとは異なっているのだ。僕の自慰というのは上下に扱くのではなく、左手の五本の指のそれぞれ異なる指圧を用いて絶頂に至るのだ。
故に一般的な扱きで絶頂に至りづらい僕は、果たしてオナホで至れるのかという不安があったのだ。だがそれは先端を挿入した時点で消え去った。
左手に力を込め、根元までオナホをねじ込んだ。
とんでもない快感だった。自分の手とはまた違うそれは簡単に我が息子を果てさせた。
長い、とても長い射精だった。これまでの人生、数回程度しか感じたことがない量の白濁液が放出されていく感覚が頭に響く。オカズなど必要なかった。そのとてつもない快感に幸福感を得る。
肉棒に通る管の中の流れの終わりを認識し、息子を引き抜く。先端からは潤滑液と自分の出した白い液体が混ざり合った、粘着質の液体が糸を引く。ボトッ……とその糸が切れ、白濁液が何重にも重なったティッシュの上に音を立てて落ちる。どれだけ出たのだろうとオナホの穴を下に向ける。とろろのような液体が大量にティッシュの上に零れ落ちる。潤滑液は大した量を使わなかった。そこからどれだけ出したのかが算出され、その量に背筋が震える。
普段であればエロ漫画のようにすぐに二度目などそうそう起こり得ない。だが今回はそのそうそう起こり得ないの例外に当たった。そう、我が息子は依然、天を向いて聳え立っていた。
「……まだいけるか?」
そう問う僕の言葉に答えるように我が息子は硬さを増す。
行ける。俺たち
再び、その穴に息子を突き刺す。潤滑液の追加こそ行わなかったが、自身の吐精によってその役割は為される筈だ。その予想は間違ってはおらず、二度目ということもありスムーズに奥まで突き刺さった。
しかし誤算があった。
それは至った直後だったということ。あまりの興奮に、至った直後の再活動は身を亡ぼすことが頭から抜け落ちていたのだ。
奥まで一気に突き刺すと同時。身を引き裂くような快楽が全身を駆け巡る。その時点で絶頂しなかった自分を褒めたいぐらいだ。痛みにすら思えるその感覚に耐え、静まると同時に扱き始める。好奇心とはすごいものだと思う。
だんだんとその激しさを増すオナホの上下運動。今回もオカズなど必要ない。その快楽だけで男性を絶頂へと導く魅惑の穴。こんなものが存在していたのだ。この地球に。
先程とは違い、絶頂まではなかなかの時間を要した。逆に射精時間と量は短く少ない。それでもいつものものと同等レベルのものだった。
賢者タイムなど存在しなかった。段々と馴染むと口添えされたオナホがその通り、我が息子に馴染む未来を描く。期待に胸が膨らむ。故にすぐに清掃に取り掛かることができた。一人暮らしの為、風呂場にアダルトグッズを置くことを厭うことはない。穴を下に向けて網の上で乾かす。やはり膣内射精ならぬ樹脂内射精の為、洗うのには時間がかかった。だがそれすらも様式美のように、美しい行為に思える。
明日も使おうと心に決めパンツとズボンを履く。
さて、
炬燵組むか。